うつ病治療で仕事や学校は休めるの?

もしうつ病になったら会社や学校どうすればよい?

皆さんの会社や学校でもうつ病で長く休んでいる方いらっしゃいませんか?最近、うつ病で休む方は年々増加傾向にあります。人間関係での問題や、上司のパワハラ、ハードワークによる心神喪失など、原因は様々ですが、休んでゆっくり治療する必要があります。
そこでうつ病の治療をする際、会社や学校にどう伝えればよいのだろうか、また自分はが休んでしまって本当によいのだろうかと悩んでしまう方もいるかと思います。まず自分がうつ病ではないかと疑いをもったら、病院に行くのが先決です。精神科というと構えてしまう方も、心療内科やメンタルクリニックなら気軽に行くことができると思います。病院でうつ病の診断が出たら、会社や学校は堂々と休んでいいんです。むしろ自分のために休まなければならないのです。主治医と相談して的確な治療を行わなければなりません。

うつ病で職場や学校を休む場合に必要なこと

自己判断で休まず、必ず心療内科やメンタルクリニックで病状を把握しましょう。うつ病だと診断がおりたら休業期間を医師に判断してもらい、診断書を学校や会社へ提出をしましょう。

学校に通う子供の場合、無理に学校に行かせるのが最も危険です。休んだからといってうつ病が急に治るものでもありません。医師と相談して親は焦らず対処しましょう。うつ病で学校を休んだからと言って人生が終わるわけではないのです。子供を休ませることはいつだって可能です。

会社の場合は休職制度が設けてある会社もあり、最大3年休むことが可能な場合もあります。休職制度があれば、傷病手当金が給付され安心して休めます。ただ休職制度は労働基準法で定められてはいないので、会社によって制度がない場合もあります。その場合は人事担当者や経営者と交渉して決めなければなりませんが、早急に退職を決めず、特別な理由がない限り仕事が継続できるよう相談してみましょう。